民法総則

制限行為能力者-未成年者6

未成年者の法律行為に対する法定代理人の同意は相手方に対してするのか、 未成年者に対してするのかどちらでしょう?

権利能力1

権利義務の主体になりうる資格をいいます。 人は人権とかを持ってるということです。 産まれたばかりの子供も、精神障害者でももってます。 普通の人間を自然人と言いますが、自然人も、会社などの法人も権利能力を持ってます。 主権の享有は出生に始まりま…

権利能力2

昨日の権利能力の説明ですけど、 要はゲームに参加できる資格だと思ってもらったらよいと思う。 人によって自分ひとりではゲームに参加できなかったり、 持っているカードが違ったりするわけだけど、 何はともあれ参加だけはできるって事よ。

三国無双で学ぶ、停止条件と解除条件

胎児の権利能力に関して説明するために、 停止条件と解除条件ってのを説明しなきゃならんので説明します。 停止条件ってのは、一般人の感覚で言えば開始条件って言ったほうがわかりやすいです。 ある、条件が整えば何かが始まる。 三国無双なら無双ゲージが…

権利能力4

胎児の権利能力の話の一部は細かい話なので、民法の条文かかれておらず、 判例という有名な裁判判決がこういう判決をしたよという話や こういう登記が実在するよという先例を勉強するわけです。 登記ってのは、この世の中の重要事、例えばこの不動産は誰の物…

権利能力5

ここで問題になるのは、 胎児を代理して和解契約? それは胎児の権利能力は生まれてきたら使える停止条件だから出来ないのは当然ですよ。 そんな無双ゲージが溜まってないのに無双乱舞なんて使えるわけないでしょ! という判例を出しておきながら、 胎児名義…

権利能力6

権利能力は死ぬとなくなります。 死んだらゲームに参加できません。ゲームオーバーということです。 例外としては、死んでないかもしれんけど、どこ行ったかもわかりません。 という場合は、失踪宣告という制度を使えば死んだとみなされるってのがあるんです…

意志能力

権利能力ってのはゲームに参加できる権利だと言いましたが、 意思能力はゲームを原則一人でプレイできる能力です。 意志無能力者がした行為は無効となります。 ゲームを一人でプレイ出来ない人をゲームに参加させると、 全体が混乱するし、また意志無能力者…

行為能力

意思能力というのはその人が単独で行為をするに充分な意志を有しているかということなので、 客観的に測るのがとても難しいです。 ですので民法では、客観的にわかる一定の要件を備えた人を行為能力者、 その要件を満たさない人を制限行為能力者として定める…

制限行為能力者1-未成年者未成年者は法定代理人の同意を得て法律行為をすることが出来ます。

法定代理人とは親や親がいない場合には裁判所が選任した未成年後見人です。 法律行為の代表は取引とかです。 法定代理人の同意を得ずに単独でした法律行為は原則として取り消すことが出来ます。

制限行為能力者-未成年者2

未成年者は原則単独で法律行為をする事が出来ないと書きましたが、例外もあります。 法律には原則、例外があり、例外が試験でよく問われます。 1つ目の例外は、 単にに権利を得、または義務を免れる法律行為です。 例えばPSPをただで譲ってもらったりするの…

制限行為能力者-未成年者

例外的に未成年者が単独で法律行為をする事が出来る場合2つ目。 法定代理人によって処分を許された財産の処分。 親が、あのパソコンは自分の好きにしていいよ。 って言ったら、自分一人で誰かに売ってもいいってことですね。 3つ目は法定代理人に許された営…

制限行為能力者-未成年者

未成年者は単独で債務の弁済を受ける事が出来るでしょうか? 答えは出来ません。 一見単に権利を得て義務を免れる行為のようにも思えますが、 債務の弁済を受けるということは債権を失うということを意味しており、 単に権利を得て義務を免れる行為とはなら…

制限行為能力者-未成年者5

未成年者は法定代理人が許可する場合でなければ営業できませんでしたが、 その場合営業の種類と特定する必要があるでしょうか? あります。 飲食業なら飲食業といった具合に許可を出します。 ただし、さらにその営業の一部と言ったように許可する事は出来ま…